双子の「イヤイヤ期」、コンサル流に乗り切れるか考えてみた

双子育児をしていると、いつかやってくるのが「イヤイヤ期」です。着替え・食事・お風呂など、あらゆる場面で「いや!」が始まり、それが2人同時に来る可能性もある——。コンサル歴数年・双子育児中の筆者は、まだイヤイヤ期に本格的に突入していませんが、コンサルの仕事で身につけた考え方が、この時期にどう使えそうか、事前に整理してみました。実体験ではなく「予習」としての記事ですが、同じように身構えている方の参考になれば幸いです。

①問題の切り分け:コンサル的には「場面ごとに分解する」

コンサルの仕事では、大きな問題に直面したとき、まず「どこで・どんな問題が起きているか」を場面ごとに分解して整理します。平たく言うと、「全部まとめて『大変』と捉えるのではなく、『着替えが大変』『食事が大変』『外出時が大変』と、場面ごとに分けて考える」ということです。

「イヤイヤ期がつらい」とひとくくりにすると、対策も思いつきにくくなります。しかし、「着替えのときに服を選ばせると落ち着く」「食事のときは座る場所が関係している」のように、場面ごとに分けて考えれば、それぞれに合った対策を用意できそうです。双子の場合は、さらに「2人同時にいやいやが来たとき」という場面も加わりそうで、これは正直、想像するだけで身構えてしまいます。

②優先順位づけ:コンサル的には「譲れないラインを先に決める」

コンサルの仕事では、限られた時間の中で全てに対応するのは不可能なため、「ここだけは譲れない」というラインを先に決めておき、それ以外は柔軟に対応する、という考え方をします。平たく言うと、「絶対にダメなこと」と「まあいいか、で済ませること」を、事前に決めておくということです。

イヤイヤ期では、全ての「いや」に正面から向き合おうとすると、こちらの体力も時間も持たないだろうと予想しています。例えば「安全に関わることは譲らない」「服の組み合わせがおかしくても、本人が着たいなら良しとする」のように、事前にラインを決めておけば、その場で毎回悩まずに対応できるのではないか、と考えています。

③原因の仮説出し:コンサル的には「裏にある本当の理由を考える」

コンサルの仕事では、表面的な現象だけでなく、「その裏にある本当の理由は何か」を仮説として考えてから対応します。平たく言うと、「『いや』そのものに反応するのではなく、『なぜ今いやと言っているのか』を考えてみる」ということです。

「いや」という言葉の裏には、「眠い」「お腹が空いている」「自分でやりたかったのに先にやられた」など、様々な理由が隠れていそうです。双子の場合は、「もう1人に注目が向いていることへの反応」という理由も加わるかもしれません。「いや」に対して「いや」で返すのではなく、一度裏の理由を考えてみる、という姿勢だけは持っておきたいと思っています。

④期間で捉える:コンサル的には「プロジェクトには終わりがある」

コンサルの仕事は、どんなにつらいプロジェクトでも、いつかは終わりが来ます。平たく言うと、「今のつらさが永遠に続くわけではない、と捉える」ということです。

イヤイヤ期も、多くの場合は時期が来れば落ち着いていくものだと聞いています。「今この瞬間がずっと続く」と考えると気が滅入りますが、「いつか終わるプロジェクトの、今は大変な時期」と捉えられれば、少し心の持ち方が変わるのではないかと思っています。

それでも、理屈通りにはいかないだろうとも思っている

ここまで、コンサル的な考え方をイヤイヤ期に当てはめて整理してみました。ただ、正直なところ、実際にこの通りにいくとは全く思っていません。

仕事であれば、感情を一旦置いておいて構造的に考えることができます。しかし、自分の子どもが目の前で泣いている状況で、冷静に「場面を分解しよう」「裏の理由を仮説立てよう」などと考えられる自信は、正直ありません。結局は、理屈はどこかに置いて、ただひたすら向き合う時間になるのだろうと予想しています。

まとめ

双子の「イヤイヤ期」を前に、コンサルで身につけた「場面ごとに分解する」「譲れないラインを決める」「裏の理由を仮説立てる」「期間で捉える」という考え方を整理してみました。

これらはあくまで事前の心構えであり、実際にイヤイヤ期が始まったら、理屈通りにはいかないことの方が多いだろうと思います。それでも、何も準備せずに迎えるよりは、こうした考え方の「型」を持っておくことで、少しだけ心の余裕につながるかもしれません。同じようにこれからイヤイヤ期を迎える方の、心構えの参考になれば幸いです。

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