双子育児をしていると、「言葉の発達」「性格」「好き嫌い」など、2人の違いがはっきり見える場面が多くあります。一方で、「寝返り」「首座り」「歩行」のような発達の節目(マイルストン)では、片方ができて片方ができていない、という状況に直面することもあります。コンサル歴数年・双子育児中の筆者が、最初は気になっていたこの「発達のタイミングの差」について、今はあまり気にならなくなった理由を紹介します。
言葉・性格・好き嫌いは「最初から全然違う」もの
双子といっても、言葉の発し方、性格、食べ物の好き嫌いなどは、最初から全く違うものとして見ています。
片方はよくおしゃべりをするタイプ、もう片方は比較的静かなタイプ、というように、性格の違いははっきりと感じます。新しい環境への反応にも違いがあり、片方は初めての場所や状況にもすぐ慣れるタイプ、もう片方は最初は様子を見ながら慎重に進めるタイプ、という傾向があります。好きな食べ物・嫌いな食べ物も、2人で全く異なります。これらについては、「双子だから同じはず」という前提自体がなく、「もともと違う個性を持った2人」として、特に気にすることなく受け止めています。
発達の節目(寝返り・首座り・歩行)は、最初は気になった
一方で、寝返り・首座り・歩行といった、発達の節目となるタイミングについては、最初は気になることが多かったです。
片方が先にできるようになり、もう片方がまだできていない、という状況になると、「大丈夫なのだろうか」と気になってしまいます。性格や好みといった「個性」とは違い、こうした発達の節目は「できる・できない」という分かりやすい差として見えてしまうため、どうしても意識が向いてしまいました。
気になったときは、インターネットで検索したり、生成AIに聞いたりして、「このタイミングでまだできていなくても問題ないのか」を確認するようにしていました。ただし、これは「できないことを問題として捉えて深刻に調べる」というよりは、「参考程度に確認しておく」くらいの気持ちでした。
最初にこの「気になる」という感覚を強く持ったのは、首座りのタイミングでした。発達の節目の中でも一番最初に訪れるものということもあり、片方が先に首が座り、もう片方がまだという状況になったとき、最も気になったことを覚えています。
何度か経験するうちに「結局後でできるようになる」と分かってきた
しかし、こうした発達の節目を何度か経験する中で、ある共通したパターンに気づきました。それは、「片方が先にできるようになっても、結局もう片方も後からできるようになる」ということです。
寝返り、首座りなど、いくつかの節目で同じようなことが繰り返されました。差が出る期間としては、長くてもおおよそ1か月程度です。最初にできるようになったときは「もう片方は全然できていない」と気になっていたのですが、1か月ほど経つと、もう片方も自然とできるようになっている。この経験を何度か繰り返すうちに、「タイミングが多少ずれても、結局はできるようになるものなのだ」と感じるようになりました。
「こんなもんなのか」と思えるようになった
何度かこのパターンを経験したことで、新しい発達の節目に差し掛かったときも、「片方が先にできても、もう片方もそのうちできるようになるだろう」と思えるようになりました。
最初の頃は、1つ1つの「できる・できない」に一喜一憂していましたが、繰り返し経験することで、「双子はそれぞれのタイミングで成長していくもので、多少のズレは普通のことだ」と、自然に受け止められるようになったというのが実感です。
まとめ
双子の発達について、言葉・性格・好き嫌いといった「個性」の違いは最初から当然のものとして受け止めていましたが、寝返り・首座り・歩行といった発達の節目でのタイミングの差は、最初は気になっていました。
しかし、何度かこうした節目を経験する中で、「片方が先にできても、長くても1か月ほどでもう片方も後からできるようになる」というパターンが見えてきたことで、徐々に気にならなくなっていきました。現時点では、双子の間で「まだ差がある」と特に感じている部分はなく、それぞれの個性の違いとして自然に捉えられるようになっています。今、双子の発達の違いが気になっている方には、「いくつかの節目を経験してみると、案外そういうものだと分かってくる」とお伝えしたいです。


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