未経験でコンサルへ転職した後、「業務に必要な知識を、いつどうやって勉強する時間を確保すればいいのか」と悩む方は多いはずです。特に双子育児中であれば、自分の時間を確保すること自体が簡単ではありません。コンサル歴数年・双子育児中の筆者が、実際にどのように勉強時間を確保していたかを解説します。
勉強の中心は「資格取得」と「アサイン業務に関するインプット」
業務外の勉強として取り組んでいたのは、主に2つです。1つは簿記のような資格取得に向けた勉強、もう1つはアサインされた業務に関連するデスクトップリサーチや読書を通じたインプットです。
資格取得は、ゴールが明確で、勉強の成果を測りやすいというメリットがあります。簿記2級は、取得までにおおよそ2か月ほどかかりました。一方、アサイン業務に関するインプットは、その時々で必要になる知識が変わるため、読書やリサーチを通じて、その都度キャッチアップしていく形になります。どちらも、業務時間内だけでは十分に時間を確保できないため、業務外の時間を使って進める必要がありました。
夜9時から11時の時間帯で実際に行っていたのは、まず参考書を読んで内容を理解し、その後は問題集を繰り返し解き続けるという進め方です。基本的にこの「参考書で理解→問題演習」という流れは、簿記に限らず、基本情報技術者などの他の資格でも同じやり方を採用していました。一通り理解できた段階に達したら、あとはとにかく問題を解き続け、出題の傾向に慣れていく、という勉強スタイルです。資格の種類によって勉強法を大きく変えるのではなく、同じやり方を繰り返し使うことで、新しい資格に取り組む際の「進め方を考える時間」自体を減らせていたのもよかった点だと思います。
続けるための工夫:先に試験を申し込んで「追い込み」を作る
限られた時間の中で勉強を続けるために意識していたのは、先に試験の申し込みをしてしまうことです。
試験日が決まっていない状態では、「今日は疲れているから明日でいいか」となりがちで、なかなか勉強が進みません。そこで、まず試験に申し込み、「この日までに合格レベルに持っていく」という前提を先に作ってしまうようにしていました。
申し込んでしまえば、後はその期限に向けて「やりきるしかない」という状況になります。自分の性格上、追い込まれないとなかなか動けないという自覚があったため、先に外的な期限を作ることで、限られた隙間時間でも勉強を継続できるようにしていました。
勉強時間は「子どもが寝た後」の夜9時〜11時
勉強時間として確保していたのは、基本的に夜9時から11時頃の時間帯でした。双子が寝た後の時間を使って、資格の勉強や読書を進めるという形です。
平日は、この夜の時間帯が、ほぼ唯一まとまった勉強時間として確保できる時間でした。日中は業務、夕方以降は育児に時間を使うため、子どもが寝た後の時間が、必然的に「自分の時間」になります。
繁忙期は諦める、平日は隙間時間で確保する
繁忙期には、残業時間自体が大きく増えるため、勉強時間を確保することは難しくなります。こうした時期は、無理に勉強時間を確保しようとせず、潔く諦めるようにしていました。
一方で、通常期については、夜9時から11時という時間帯を軸にしつつ、「空いている時間」「隙間時間」を見つけたら、その都度勉強に充てるという形で進めていました。毎日同じように2時間確保できるわけではないため、確保できる日には集中して取り組み、難しい日は無理をしない、というメリハリを意識していました。
土日も「夜、子どもが寝た後」の時間を活用
平日に加えて、土日についても、夜の時間帯に少し時間が取れたタイミングを見つけて、勉強に充てるようにしていました。
土日は育児や家事に時間を使うことが多いため、平日と同様に「子どもが寝た後」の時間が、勉強のために確保しやすいタイミングでした。1日の中で「ここなら時間が取れそうだ」というタイミングを見つけて、そこに勉強を当てはめていく、という意識で過ごしていました。
まとめ
双子育児中のコンサルが業務外の勉強時間を確保する上で意識していたのは、「子どもが寝た後の時間を軸にする」「繁忙期は諦める」「隙間時間を見つけたら活用する」という3点です。さらに、簿記2級を2か月で取得できたのは、先に試験を申し込んで「やりきるしかない」状況を作ったことが大きかったと感じています。
毎日同じペースで勉強時間を確保するのは現実的に難しいため、確保できるタイミングを見極めながら、無理のない範囲で継続することが、結果的に長く続けるための工夫になっていたと感じています。これから勉強時間を確保したいと考えている方は、まずは「子どもが寝た後」など、自分にとって確保しやすい時間帯を見つけることから始めてみてください。


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