会議中にメモを取らなくていい|AI議事録イヤホンZenchord1を使ってみた

AIツール活用

会議中、あなたはちゃんと「考えて」いますか?

コンサルの仕事をしていると、会議の場で「メモを取ること」に集中しすぎて、肝心の議論についていけなかった——という経験が少なからずあります。手を動かしながら頭を使う、そのマルチタスクが実は思考の質を下げていると、薄々気づきながら続けてしまっていました。

そこで最近試してみたのが、AI議事録イヤホン「Zenchord1」です。装着しているだけで会議の音声を録音し、AIが自動で文字起こしと要約までやってくれる。「本当にそんなことができるのか」と半信半疑で使い始めたのですが、これが想像以上に仕事の流れを変えてくれました。

この記事では、Zenchord1の機能と実際の使い心地を、コンサルタント目線でレビューします。


コンサルの「議事録問題」はずっと変わっていない

コンサルの仕事において、会議は最も重要なアウトプットの場です。クライアントとの議論の質が、そのまま提案の質につながる。

ところが現実には、会議中の時間の多くが「メモを取ること」に消えています。発言を追いながらキーワードを拾い、会議が終わったら頭の中を整理して議事録に起こす。慣れてくればある程度こなせるようになりますが、それでも会議後に30〜60分かけて議事録を仕上げる、という作業は変わらず残ります。

双子の育児をしながら働いている今の自分にとって、この「議事録の30分」は地味に重くのしかかります。子どもたちが寝た後の限られた時間に、思考を使い切った状態で議事録を作る——これをなくせるなら、かなりの価値があります。


Zenchord1でできること

Zenchord1は、録音・文字起こし・要約の3ステップをすべてAIが自動処理するイヤホンです。Makuakeのクラウドファンディングでは1.25億円・5,388人の支援を集めて話題になり、2025年に一般販売が開始されました。

使い方はシンプルです。イヤホンを装着して会議に臨むだけ。録音された音声はAIが解析し、専用アプリ上でリアルタイムに文字起こしされます。会議が終わると、自動で要約も生成されます。

外部サービスとの連携も充実していて、NotionやSlack、Zoom、Googleドライブ、Outlookカレンダーなど主要ツールに対応しています。「文字起こしをそのままNotionに保存して、Slackで共有する」という流れが、ほぼ手を動かさずに完結します。

主なスペックは以下のとおりです。

項目 仕様
タイプ オープンイヤー型
再生時間 本体最大10時間 / ケース併用最大30時間
Bluetooth 6.0(SBC / AAC対応)
防水 IPX4
充電 USB Type-C / 約1.5時間
対応OS iOS / Android / MacOS / Windows
重さ イヤホン本体10g / ケース65g
価格 26,980円(税込)

実際に使ってみて変わったこと

最初に気づいたのは、会議中に「聞くこと」に全集中できるということです。

これまではメモを取りながら聞くため、どうしても「今の発言、どう書くか」という処理が頭の一部を占有していました。Zenchord1を使い始めてからは、それが完全になくなりました。発言をそのまま受け取り、その場で考えることに使える思考量が増えた感覚があります。

会議後の議事録作業も大きく変わりました。AIが生成した要約を確認して、必要なら数行手を加えるだけで完成します。これまで30〜45分かかっていた作業が、10分以内に収まるようになりました。

オープンイヤー型なので周囲の音も聞こえる状態を保てる点も、会議中の使用に向いています。完全に耳を塞ぐイヤホンと違い、相手の声や部屋の空気感を自然に受け取れます。


気になった点も正直に書く

良いことばかりでなく、使ってみて「ここは注意」と感じた点もあります。

まず初期設定に少し手間がかかります。説明書が簡易的で、アプリとの連携手順がやや分かりにくいと感じました。他のレビューでも同様の声があり、慣れるまでの最初の1〜2回は試行錯誤が必要かもしれません。

また、専門用語や固有名詞の精度はケースバイケースです。一般的なビジネス用語はかなり正確に拾ってくれますが、業界固有の用語や人名は誤変換されることがあります。最終確認は必ず人の目で行う前提で使うのがベターです。

音質はAIイヤホンとしては十分ですが、音楽リスニング専用機と比較すると差があります。あくまで業務効率化ツールとして割り切って使うのが正しい使い方だと思っています。


こんな人に特におすすめ

Zenchord1が特に刺さると感じた人のタイプをまとめます。

会議の回数が多く、その都度議事録作成に時間を取られているコンサルタントやビジネスパーソン。育休復帰後など、限られた時間でアウトプットを出さなければならない状況にある人。NotionやSlackを日常的に使っていて、そこへの連携をシームレスにしたい人。こういった方には、投資対効果が高いツールだと思います。


まとめ

Zenchord1を使い始めてから、会議に対する向き合い方が変わりました。「メモを取る会議」から「考える会議」へ。この変化は思っていた以上に大きく、提案の質にも影響していると感じています。

26,980円という価格は決して安くありませんが、議事録作業にかかっていた時間と思考コストを考えると、コンサルやビジネスパーソンにとってはすぐに元が取れる投資だと思っています。


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