双子が生まれてすぐの育休中、深夜に一人でPythonを書いていた時期があります。授乳とオムツ替えのサイクルが終わり、ようやく静かになった深夜0時過ぎ。その時間を使って、チャットボットをゼロから作り始めました。この記事では、双子育児中にエンジニアスキルを学ぶ時間をどう作り、どう学んだかを紹介します。
育休中の深夜が、唯一まとまって集中できる時間だった
双子が生まれてすぐの時期は、昼夜問わず授乳・ミルク・オムツ替えのサイクルが続きます。まとまった時間を作ること自体が難しく、「今日こそ勉強しよう」と思っても、子どもが泣けばそちらに集中するしかありません。
そんな中で唯一まとまって時間が取れたのが、深夜でした。子どもが寝ついた後の深夜0時から1時間〜2時間程度。昼間は育児で消耗しているため、この時間も集中力が高いとは言えませんでしたが、それでも「静かに自分のペースで手を動かせる時間」として貴重でした。
育休が明けてからは、深夜の学習は体力的に続けにくくなりました。現在は子どもの就寝後、夜の時間帯を中心に学習時間を確保しています。
「読む・見る」より「作る」が圧倒的に身についた
学習の方法として、最初は参考書や動画講座を中心に進めようとしていました。しかし、読んでいる間は理解できた気がしても、いざ自分でコードを書こうとすると何も出てこない、という経験を繰り返しました。
転機になったのは、「とにかく何か作ってみる」に切り替えたことです。育休中に取り組んだのは、PythonでチャットボットをゼロからフルスタックでAIエージェントを作ることでした。設計から始め、バックエンドの開発まで、自分でコードを書きながら進めました。
作る過程でエラーが出る、調べる、直す、また動かす、というサイクルを繰り返すことで、参考書を読むだけでは身につかなかった「実際のコードの動き方」が体感として理解できるようになりました。理論を先に学ぼうとするよりも、手を動かしながら必要な知識をその都度拾う方が、育児の隙間時間という制約の中では圧倒的に効率的でした。
隙間時間の学習で「作る」を続けるコツ
双子育児中に「作る学習」を続けるために、意識したことがいくつかあります。
一つは、1回のセッションで「動くものを一つ増やす」ことをゴールにすることです。深夜1時間という制限の中で、大きな機能を作り切ろうとすると途中で終わってしまい、次に再開するときに「どこまでやったか」を思い出すところから始めることになります。小さく区切って、毎回何か一つ動く状態にしておくことで、次の学習セッションに入りやすくなりました。
もう一つは、AIをペアプログラマーとして使うことです。わからないことをその場でChatGPTやClaudeに聞きながらコードを書くと、エラーの原因を調べる時間が大幅に減り、「作る」に集中できる時間が増えました。ただし、AIに丸投げすると後でコードの構造が分からなくなるため、概要を理解しながら使うことが重要です。
「AI Agent Camp」のような講座は、体系を補う使い方で
独学で作りながら学ぶスタイルの弱点は、知識に抜けが生じやすいことです。場当たり的に調べながら進めるため、「なぜそう書くのか」という背景の理解が薄いまま先に進んでしまうことがあります。
そこで、「AI Agent Camp」のような、Claude Code・Cursor・Codexに対応した環境構築不要のAIエージェント開発講座を補助的に使うことが有効です。独学で作りながら詰まった部分や、なんとなく理解していた部分を、講座で体系的に補うことで、知識の穴を埋めることができます。育児中の限られた時間では「作る」を主軸にしながら、講座は辞書的に使うイメージが自分には合っていました。
まとめ
双子育児中にエンジニアスキルを学ぶなら、理論より先に「作ること」から始めることをおすすめします。育休中の深夜、チャットボットをゼロから作り上げた経験は、参考書を読むだけでは得られなかった「手触り感」を与えてくれました。
学習時間は深夜や子どもの就寝後など、育児のサイクルの中で確保できる時間を使うしかありませんが、その制約があるからこそ「小さく作る・毎回動かす」というスタイルが身についたとも感じています。時間がないからこそ、手を動かすことに集中する。それが双子育児中の学習で一番効いた方法でした。


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